歴史は、1人ひとりが作っている。
これを大きく考えると、理性と野蛮の対抗戦が続けられている。たとえば北朝鮮問題だが、北のK氏もアメリカのT氏も、本当のところは衝突したくはないであろう。衝突したくない・するべきでない、というのが理性である。
ところが、双方の念頭には、自分が上に立たねばならないという意識が染みついているから、力を誇示して、罵り合う程度の知恵しか出ない。
なにしろ、委員長であろうが、大統領であろうが、個人としての知恵も力量も世界全体からみればゼロに等しい。
たとえば、沙漠の真ん中に立ってみればよろしい。心中に沙漠を思い描けないような人が政治にクビを突っ込むべきではないのだ。