日々道楽

ゴルフ場会談の真の狙い

 国難のホストと、内憂外患のゲストが、グリーンで親密会談。スコアも国家機密、会談内容も然り。ただし、ゴルファーがおられたから、会談内容はさほど注目せねばならならぬものではなかった。

 庶民が、「こんなときに」——と、勘繰るのはよろしくない。

 なんとなれば、国難を吹きつつもなにやら首筋に冷たいものを感じるホストとしては、内憂外患で孤立したゲストを慰め、慰めることによって自分もまた慰められる効果があるのでありまして、これこそが今回の首脳会談の基底をなします。

 ジャーナリズムは「北朝鮮問題」で意見交換すると踏んでいるけれども、そんな結論が誰にでもわかるようなことを会談するのではない。

 そもそも真に国家機密は、人々の耳目に触れるようなところで意見交換するものではないのである。(小話風に解説すればこういうことになる)