中野晃一教授らの市民連合が呼びかけて、立憲・共産・れいわ・社民の4党が会合したらしい。どうも覇気のない集まりだ。
与党の議席を少しでも減らすというのは、野党としては否定できない選挙戦略である。しかし、参加者もなんだか評論家しているみたいで、会合のインパクトがない。
せっかく集まるのだから、改造内閣の問題点を指摘して議会活動の盛り上げに貢献することも必要だろう。
政権交代はともかく、しっかりした野党が育たないと、議会政治にはならない。国民としては、与党に好き放題させないために、野党を応援するべきだ。
与党に投票している人のすべてがシンパではなかろう。野党が好きではないが、この際、野党に投票するのが最善だ――というような考え方が育つように、野党は、野党の見識をもっと大衆的に展開しなければならない。
選挙の時だけではダメだ。