月刊ライフビジョン | 甘酸辛苦

ヒマラヤの青い芥子

POOH

 

 ヒマラヤの奥地、標高の高い寒冷な荒地に咲く青い芥子の花がある。青色の花はいくつかあるが、この花の青さは紫がかったりせず快晴の空のように純粋な青い色をしているという。 めったに見ることができないのでブータンでは「幸福を呼ぶ花」として国花になっている。

 そんなイメージで、力強くも可憐に咲くブルーポピーの下絵から描き始めた。

<「ブルーポピー下絵」・鉛筆画のコピーに色鉛筆で彩色>


 ◆ 熊のPOOHさん 1954年、桐生市生まれ。22歳から労働組合の地方組織で32年間組合活動に専念。2019年3月、定年退職後入学した武蔵野美術大学・通信教育課程を卒業。2020年群馬県美術会準会員。2021年自由美術会員。2023年前橋市民展委員。現在、絵を描くことの意味を探究中。