論 考

あほらしい不快感

 NHKは朝から、Jアラートの中身のない放送を延々。北朝鮮の思惑は十分に果たせたというわけか。日本、いや、米国の防衛力を恐れていないということでもある。

 昨日首相の所信表明演説、新聞社説は、読売も含めて「不評」だが、北朝鮮のおかげで吹き飛んだ感じ。なんともいやはや。

 それにしても、所信表明演説は、長々話したにしては訴えるものがないという一言に尽きる。岸田政権発足1年、自壊一直線ではなかろうか。

 聞く耳というのは、1つひとつの意見を聞くこともさることながら、社会全体の気持ちを見抜くオツムがあることだ。しかし、どうもそれらしい見識が披瀝されない。いったい、どうなっているのか。ううむ。