プーチン・ロシアけしからんの大合唱で、どう考えても世界中が思考停止中だ。すべての仕事は、いかなる段取りをするかに着手せねばならない。
段取りの前には、何が問題であって、何を解決するべきか。つまり、問題を決定する問題がある。
目下は、結局、プーチンペースで世界中が戦争体制を進めている。はっきりしているのは、戦争を進めることにのめり込めば、どこまでも戦争が終わらないばかりではなく、プーチン・ロシアの暴発もありうる。
しかもきわめてまずいのは、停戦を主張すれば、プーチン・ロシアに寛容だというレッテルを貼られかねない。
万一、プーチン・ロシアが暴発した場合、もちろん、暴発する奴に責任があるのは当然だが、責任を取らせようがないのも事実である。
とりわけ、アメリカ、NATOが停戦の段取りに本腰を入れねばならない。日本は、ひたすらくっついていくだけである。能天気な世論を心配する。