赤信号、みんなで渡れば怖くないというのが、目下の政府与党のスタンスになっている。まあ、場当たり主義の典型的心理状態である。
野党が政府批判をするのが、国民諸兄におかれてはお気に召さない――という雰囲気ができており、野党のビリリと鋭い批判が出されない。
ここ幸いというわけで、政府与党は、明らかに選挙目当てに予算を使う。使途不明のままに予備費を積み上げ、後は、お手盛り執行である。
韓国次期大統領の名代チームが来日した。アメリカが背中を押しているが、それはそれで、日韓両国ともに平常状態を復活せねばならない。目下は、どうみても子どもの喧嘩並みだ。
日韓両国が握手ひとつできない。こんなことで、世界平和を語れるか。