朝日によると、岸田首相の支持率が55%で、意外にも下がらない。人物的好感度ありという見方もある。政策面で支持しないが46%もあって、仕事をしているから支持率が下がらないわけではない。
岸田的「検討します」発言を封じるべきだというジャーナリズムの批判も出ている。人物人柄なんてものは、極論すれば角を立てなければよろしい。だから、人気を維持するためには、できるだけ仕事をしないのがよろしい。敵を作らないことが最上というのは昔から指摘されてきた。
批判対象になりそうなのはコロナ対策だが、すでに慣れが支配している。それに、いわゆる専門家の知見なるものが、あっと驚くほどのものではないことが浸透して、まあ、仕方がないというのだろう。
思うに、プーチン効果が大きい。あれだけボカボカと無理無体をおこなって、2か月過ぎたが、展望がない。それに比べれば、おおかたの政治家の無為無策は十分に許容範囲に入るというわけだ。