論 考

クスリが効かなかったツケ

 科学技術立国のための大学ファンドは、ファンドが年3%利回りで得た3千億円を大学へ注ぎ込むが、大学が、それによって3%の事業収入を上げることが条件だという。

 科学や技術開発は、お湯を入れてかき混ぜれば直ぐに食べられるカップラーメンではない。この程度の知見が、当局にないとは思いたくないが、これでは科学技術を論ずる資格がない。

 10万円給付は相変わらずのドタバタ、乱調である。票を買えば、後は野となれ山となれみたいなやり方であったことが証明された。

 文書通信費程度の問題が大騒動になる。

 やはり、選挙で与党に苦い薬を飲まさなかった効果! は大きい。