日々道楽

札幌冬季五輪の開催の意義があるか

東京五輪における、当初予算の2倍超の大会出費もさることながら、招致における贈賄疑惑や不明瞭なおカネの動きが放置されたままである。

 そこへ、2016年リオデジャネイロ五輪組織委員会委員長のカルロス・ヌズマン(79歳)が、贈賄・マネーロンダリング・不正送金などで禁錮30年11月の判決を受けた。贈賄金額が2.2億円で、東京五輪でも贈賄ではないかと疑惑を持たれている金額とぴったり同じだ。

 競技選手たちが、人生をかけて鍛えた力を発揮するのは光り輝くけれども、それをカネまみれイベントにしているIOCの運営は、どう見ても気分がよろしくない。

 2030年札幌冬季五輪への動きが本格化する。イベント効果で人々の元気が出ればいいのだという理屈や、経済効果を期待して開催するだけでいいのだろうか。札幌市は、市民の意見を求めるらしいが、ここは、本気でじっくりと、五輪について大討論を展開していただきたい。