論 考

居座り

 今度は、自衛隊の背広組と制服組の間に不協和音が高まっているそうだ。しかし、稲田女史が「正直」に語れば片付く話だ。

 とぼけてお人形さんしているから、周辺が、「お前とこで責任とれ」の押し合いへし合いしているように見える。組織というもの、妙な帽子を被らされると、何が起こるかわかったものではない。

 それにしても、国際情勢の緊張を煽っている最中に、要の大臣が詰まらぬ種を撒くのだから、なにをかいわんや。

 自分から辞任表明しても少しも不思議ではないのだけれどねえ。