論 考

それにつけても桜咲く

 東京は、今月に入って、直近1週間10万人当り感染者数でみると、1日が13.54人で、7日が12.28人に下がったものの、それからまた上がって、9日に13.16人となり、徐々に上昇が続き、14日は3月中では最高の14.04人となった。それで小池氏が、下げ止まりというより上昇傾向だとして警戒感を表明した。

 全国的にも変異株が増加しつつあるとされる。感染力が強いのが気がかりだ。

 また、全国の感染者数増加と退院者数増加を比較すると、8日までは退院者数が感染者数を上回っていたが、9日から反転して感染者数が退院者数を上回っている。つまりは、一進一退で、目下油断できないというわけだ。

 当事務所のある渋谷区は目下累積感染者数3,402人、人口が23万人なので、100人当り1.5人という計算になる。桜が開花した。桜が散るころにはどうなっているか。せいぜい自重いたします。