感染症対策分科会が20日、GoToトラベルの運用見直しを提言した。全国の状況は10月初めから感染が上昇傾向に入っていた。
繁華街や飲食店でクラスターが発生するというよりも、家庭内感染拡大の段階に入っているから、発生拠点を抑えることができない。極端にいえば、無症状段階の個体が発生拠点である。だいぶ厄介だ。
東京都の場合、PCR検査の陽性率が5.9%だから、単純に考えて100人当たり6人前後とすると、かなり高い。検査が増加したから感染数が増えたとみるのではなく、検査していないからこの程度だともいえる。
マスクをしている人がほとんどだから、マスクしていても感染したと考えねばならない。一緒に暮らしている家族同士で密を避けるのは、努力するとしても無理である。
というわけで、いまの感染拡大状態を早急に落としていくために、「自助」努力するしかない。「静かなマスク会食」などは糠に釘だ。むしろ、覚悟して! 暮らしましよう。