論 考

直ちに臨時国会を開け

 ただいま政界は自粛中! である。コロナウイルス対策がちぐはぐというよりも拱手傍観打つ手なしの観だ。

 いまやるべきは、現状認識を共有して、可能性のある手立てを相談することだ。「わたしの責任で」などと、中身のない決意表明をしてもらうためではない、どうすれば少しでも事態打開につながるか。与野党挙げて相談するべし。

 とくに、現段階の科学的知見なるものがどのような内容なのか。国民は誰でも関心を持っている。

 そのためには臨時国会を開催するのが当然である。開かない理由はない。開かないのであれば、敵前逃亡、国会議員のサボタージュである。仕事があるときこそ、国民のために汗をかく、それが最大の見せ場である。