紀元前三千年、古代メソポタミアでは既に小麦と大麦の栽培が始まっていたという。
麦の生産性が高くなると、農耕に専念しなくてもよい人々が生まれ、文明が発達する。
民族と宗教、哲学と科学、権力と大衆…。人々は今も「幸福」の追求に苦悩を続ける。
今年も麦が穂をつけた。
「麦」A4画用紙・鉛筆を画像処理
熊のPOOHさん
1954年、桐生市生まれ。
22歳から労働組合の地方組織で32年間組合活動に専念。再就職先も定年退職し、現在武蔵野美術大学・通信教育課程で「絵」の修業中。
妻・義母・雌猫のモモと同居。