「 2022年09月 」一覧

失敗の様相

失敗の様相

 幼稚園児の送迎バス車内死亡は、いわば不注意ミスの集合で、1つひとつのミスはどこでもありそうなものである。大事が発生して大騒動になるが取り返しがつかない。  勤め人生活のころ、工場に火気当...

偉大な国の真実と虚構

偉大な国の真実と虚構

 国を偉大にするとはどういうことか。  ゴルバチョフ氏は、まちがいなく、言論の自由を確立すべく立ち上がった。志半ばで成功しなかったが、スターリンが完膚なきまでに市民的自由を奪った荒れ野に種...

ろくでもないニュースのてんこ盛り

ろくでもないニュースのてんこ盛り

 まあ、二流、三流の記事ばかりでいささか辟易気味だ。  今朝の社説、読売新聞が「五輪贈収賄事件 巨大利権の闇はどこまで深い」、毎日新聞は「組織委元理事を再逮捕 広がる『五輪マネー』の闇」と...

英国の新首相

英国の新首相

 英国首相に、保守党はトラス氏を選んだ。  事前の予想では、スナク氏に大差をつけると見られていたが、トラス氏81,326票・スナク氏60,399票で、トラス氏の得票率は57%。ジョンソン氏...

創造的破壊と、その破壊

創造的破壊と、その破壊

 ゴルバチョフ氏の告別式は、市民多数が参加した。  ある人は、「ゴルバチョフはチャンスをくれた。しかし、私たちはチャンスを失ってしまった」と語った。  ソ連解体を批判する人たちも多いが、...

民主思想以前の古い膏薬

民主思想以前の古い膏薬

NO.1475  政治家の仕事は多弁饒舌ならず。中身空っぽの弁舌ほど鼻持ちならぬものはない。昔は、口がうまい奴は信用できないという庶民的知恵が幅を利かせていた。誰もが、信用できない奴が多い...

コロナ対策がとんちんかんだ

コロナ対策がとんちんかんだ

 ウイズコロナ路線(?)に、いつから変更したのか。ウイズコロナとはなにか? 単に社会経済活動と合わせて対処するというだけか。  そもそも全数把握の簡素化をいうが、ウイズコロナをいうのであれ...

大混乱の2023年度概算要求

大混乱の2023年度概算要求

 2023年度概算要求は110兆円、国債依存などまるで眼中にない能天気ぶりで、重要施策は事項要求(項目だけで金額不明示)という粗雑さだ。  防衛費は5兆5947億円、もちろん過去最高である...

岸田氏の欠陥はポリシーである

岸田氏の欠陥はポリシーである

 今朝の読売社説は「首相記者会見 政策遂行し着実に成果出せ」と題して、政策決定は十分に検討せよ、明確な戦略を立てよと、抑え目ながらも岸田氏に注文をつけた。  記者会見で岸田氏は、「政治に対...

渡る世間は災難続き

渡る世間は災難続き

 異常な酷暑、コロナが続く8月、体力、気力が落ちている私に軽微な災難が次々襲った。  入浴中の追い焚きの湯が突然、水になった。エコキュートの故障だ。奇しくも盆連休の前日だったので、すぐに電...