政権の末期症状と、その引き金
NO.1242 政権末期というものは、それまでがいかに基盤強固に見えていたとしても、ある日突然瓦解する。権力というものは、もともと個人的実力を大幅に超過させ油断させるから、何が起こっても...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
NO.1242 政権末期というものは、それまでがいかに基盤強固に見えていたとしても、ある日突然瓦解する。権力というものは、もともと個人的実力を大幅に超過させ油断させるから、何が起こっても...
またまたトランプ的ジョークというが、いかにもコケにされっぱなしではありますねえ。 外でもない、トランプ氏いわく「日本では自動車検査に20フィート上からボウリングの球を落下させる。ボンネ...
憎まれ口ばかり書いてしまうが、自民党の政治的センスの悪さにはほとほとうんざりする。 財務省公文書書き換え調査プロジェクトなるものの立ち上げである。森友問題が発覚してすでに1年以上が過ぎ...
トランプ氏がティラーソン国務長官を解任。バノンに続いて政権中枢の2人を切った。 トップのパワーの1つは、情実に流されず部下を切ることであるが、さて。 言葉遊びで恐縮だが、「トランプ...
18歳成人法案を巡って、読売は「青年の自覚」、日経は「18歳の自立」などの言葉を掲げる。 至極もっともなのではあるが、実は、その前提は彼らが背中を見ているところの先輩世代の「自立」にこ...
仮に、たまたま昭恵女史が小学校の名誉校長に奉られて、それを籠池夫妻が悪用したのであれば、財務省の諸君が勝手にオーバーランしたのであるが、少なくとも改ざんされた文書の内容からすると、昭恵女史...
NO.1241 大変な時間を要したが、ついに財務省が、いわゆる森友決裁文書に書き換えがあったことを認めた。もちろん、書き換えではなく、やってはならない不当な「改ざん」をしたのである。 ...
トランプ・金正恩会談が実現する動きが出て、政府は大慌てであろう。 昔からわがほう独特の未来物語を作って、いつの間にかそれが全面的事実のように信じ込んでしまう悪しき性癖がある。 いわ...
神戸製鋼の不正問題に関する報告書が出されて、朝日・読売社説を読む。いずれも、もう少しよく考えて書いてもらいたい。 そうでなければ水に落ちた犬を叩くということしか浮かんでこない。 た...
南北首脳会談の合意はともかくとして、北朝鮮の「体制が保証されるならば核兵器を放棄する」というのは大きく踏み込んだ見解表明である。 もちろん、もともと体制保証のためにアメリカとの関係構築...
中国の国防予算が1.1兆元(18.4兆円)で、確かに大きいのは事実だが、日本は5兆円であり、人口比で見れば、驚くほどではなかろう。 日本のメディアは中国国防費の内容が不透明で、なぜ軍備...
NO.1240 この数年、常にわたしの脳裏に大きな座を占めているのは、日本人的アパシー(政治的無関心)である。ただし、さまざまの資料を眺めていても、その実態・実像というものが、容易には理...