「 2022年 」一覧

拡大ぶり返すか

拡大ぶり返すか

 毎日、コロナ感染事情を眺めているが、ここへきて一進一退、拡大へぶり返さないでほしい。  この1週間、東京の10万人当り数字は、2月25日587.72、573.81、555.20と順調に下...

目論見が外れたプーチン氏

目論見が外れたプーチン氏

 プーチン氏が、どの程度の戦争期間を想定したのか不明だが、これまでのところ目算が狂ったのは疑いない。  ウクライナの抵抗が弱いと見込んでいたはずだ。短い戦争で、ウクライナを屈伏させるならば...

米欧は、停戦協議の場を作れ

米欧は、停戦協議の場を作れ

 ロシアの行動は、最初、ウクライナ侵攻をちらつかせて、NATO拡大阻止の交渉の場を作ろうとした。次には侵攻し、ウクライナ政府を転覆して、ロシアの傀儡政権を作ろうとした。これらは、実際の動きが...

プーチン氏の真の敵は国民である

プーチン氏の真の敵は国民である

 自国の安全保障を高唱するのが政治家の常套手段である。  ロシアでは経済不振で、人々は生活の不平不満が高まっている。軍事大国のロシアに喧嘩を売る国はない。奪取したクリミア半島についてロシア...

権力=無法

権力=無法

 竹下登首相(在職1987~1989)は民主政治において、政治家が強力なリーダーシップを発揮すべきではないという考え方だった。さしてパッとしない政治家だったが、わたしは、この見識を高く評価す...

プーチン氏の恐怖

プーチン氏の恐怖

 ロシアの人々は、「この戦争は、自分たちの戦争ではない」と語る。厳しい言論弾圧でも、できる範囲で意思表示している。  軍事力という非人間的な塊に対して、徒手空拳の人は物理的にはひ弱である。...

国連を舞台に事態収拾を

国連を舞台に事態収拾を

 やってしまった! ロシアの栄光を求めて欧州の安全保障環境について、欧米を引っぱり出そうとする戦略は、それなりに理解できるとしても、実力行使に出れば世界の良識の了解は得られない。  プーチ...

ウクライナ危機

ウクライナ危機

 23日、プーチン氏は、「ロシアの国益と安全保障に交渉の余地はない」と語った。欧米とウクライナ政府のしっかりした合意がない事態で、まさに押せ押せ、意気軒高である。  ミンスク合意を足場に交...

プーチン氏が突き付けた痛烈な皮肉

プーチン氏が突き付けた痛烈な皮肉

 プーチン演説で、「ウクライナはボリシェビキが作った国だ。レーニンが作った」と語った。  たとえば、オデッサ市民と戦艦ポチョムキンの兵士たちのロシア革命におけるエピソードは感動的である。と...

欧米・ウクライナの合意をしっかり

欧米・ウクライナの合意をしっかり

 プーチン氏が、ウクライナ東部のドネツク州・ルガンスク州の親ロ派武装勢力が実効支配する地域の独立を承認した。  同時に、両地域と相互支援協定を締結した。両地域がウクライナ政府との交戦を理由...