「 論 考 」一覧

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暴走開始!

 安倍氏が記者会見で、1960年反安保闘争の際の岸信介首相の発言と同じ「声なき声に耳を傾ける」と語った。  新聞論調では、たとえば日経が社説で「改憲に前のめりになればかえって改憲から遠のく...

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間際的精神状態?

 トランプ側近NO.1だったバノンの見解を盛り込んだ『Fire and Fury  Inside the Trump White House』(炎と怒り トランプ・ホワイトハウスの内幕)なる...

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アメリカは正義の守り手にあらず

 朝日社説が、アメリカはかつて「世界の警察官」といわれて世界秩序の守り手だったのに、いまは不確実性の象徴だと批判する。  わたしは、「世界の警察官」という表現を平気で使う論説氏のセンスを疑...

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気がかりなイラン情勢

 1953年、アメリカCIAが陰謀で、イランのモサデク政権を転覆した。冷戦下、彼が中立主義をとり、自国の石油資源を国有化しようとしたからだ。  その後、第2次大戦中ナチスに協力したザヘディ...

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年の初めの献杯

 昨年、尊敬する矢吹晋先生(横浜市立大学名誉教授)の『習近平の夢』(花伝社)が第5回「岡倉天心記念賞」最優秀賞に選ばれた。  国際アジア共同体学会副理事長・朱建榮教授(東洋学園大学)の簡潔...

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独裁者の末路

 ベネズエラで混乱が続いている。  年末、「ハムを寄越せ!」という物価デモが発生した。人々の常食のハムが店頭から消えているという。  しかもインフレ率は2,000%を超えているそうだ。 ...

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都心のゴミ回収

 ゴミを出して、次は6日が回収という貼り紙を見て、2017年がお仕舞という心地がした。  ゴミがきちんと回収されることにつくづく感心する。週2回の回収が、もし1回になるだけでも町の景色はだ...

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憲法を暮らしに生かす

 社会保障と税の一体改革が、民主党政権末期時代に盛んに主張されたが、自民党が政権復帰して以来は「なしのつぶて」状態だ。  うがった見方をすれば、当時は民主党潰しのために、難題をふっかけ、自...

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日韓合意の違和感

 2015年の年末に突然出された、いわゆる元慰安婦問題の日韓合意についての韓国民間専門家の報告書が出された。  わが新聞は概ね外交決着したことを蒸し返すのは怪しからんという論調である。それ...

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健全の意味が難しい

 日経社説(12/27)が「人口減への健全な危機感をもて」と主張する。  結論は、若い方々が、子供を生み、育てやすい社会にしようというのだから、格別異論もない。  わが国は、明治維新当時...

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協商こそ

 オーストラリアのターンブル首相が年初来日するので、日豪「準同盟国」として、安全保障の連携を深めるという論調が報道されている。  そこにいう同盟国とは軍事上の相互義務を伴ったものをいう。 ...

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仕事きっちり

 某日、某コンビニで葉書を10枚買って、住所を印刷する段階で1枚不足していることに気づいた。いまさら不足していたと告げるわけにいかない。  次は別のコンビニで10枚買った。わたしとほぼ同年...