「 論 考 」一覧

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理屈の再構築が不可欠だ

 わたしが20代だった50年前は、いまよりもうんと貧しかったが------  a 少なくとも過労死を問題にするような残業の考え方はなかった。  b 労働時間については1日8時間・週40時...

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包囲網的思考を

 トランプ氏がダボス会議でTPP復帰検討とスピーチした。また、全体に日ごろとは異なって上品にやったそうだ。  読売社説(1/28)は「トランプ氏の真意は見えない」として、あたふたするなとい...

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本音がぞろぞろ

 松本文明内閣府副大臣が、沖縄でヘリ不時着問題を追及した志位議員に対した「それで何人死んだのか」と野次を飛ばした。本音である。  この人は都議からの叩き上げだが、最初から自民党筋でもなにか...

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研究と納期

 科学論文の改ざん事件がまたまた発覚した。  単純な話、共同して作業しているメンバーが見抜けないのは、本来の共同作業が成立していないことは間違いない。  各人が自分の仕事を抱え込んで専門...

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正直≠本音

 わが国の首相氏の言葉に中身がないので、面白くないというのが、日ごろのわたしの不満である。  しかし、案外正直なお人柄かと思わされる発言も飛び出す。  いわく、「プライマリー・バランスに...

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賃上げの気合

 新聞が賃上げの記事を掲載する。  しかし、「残業が減少すれば残業代が減少して賃上げが相殺される」というような記事は、昔の労働記者は書かなかった。  なんとなれば、賃金と労働時間は一体な...

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自己認知から始めよ

 なにごとについても、コピーの効果は無視できない。  それにしても、「働き方改革」「人づくり革命」「生産性革命」「地方創生」と並べられると十分に食傷する。  法律を作る諸君が各方面に苦心...

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なぜ長時間労働になるのか

 本日は通常国会の開幕だ。今回は当面6月20日までの会期である。  新聞は「長時間労働抑制を柱とする働き方改革関連法案」と記述する。  これは提案者の言い分であっても、客観的には「長時間...

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シリアでまた新たな戦端が開く

 アメリカ副大統領ペンスが20日エジプト訪問した。続いて21日ヨルダン、22~23日イスラエルを訪問する。  トルコは20日14時、シリア北西部アレッポのクルド族が支配するアフリンに砲撃・...

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ほとほとおおいに

 トランプ政権が発足して1年が過ぎた。  かくも支離滅裂な差別主義者が、権力の座に就くと歴史的には世界のデモクラシーを支えてきたアメリカを、いや、世界中を不安・混沌・混迷・混乱のルツボに貶...

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おしゃべり

 時は春闘、賃金引き上げはもちろん目的だけれど、この機会に職場におしゃべりの面白さを植え付けたいものだ。  Start conversation. Stop and talk. Don’t...

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ごっちゃごちゃ

 カナダのバンクーバーで、朝鮮戦争当時の国連軍16か国+日本・韓国・インド・スウェーデンの合計20カ国による「対北朝鮮」外相会議が開催された。  例によって例のごとくの対北朝鮮包囲網を固め...