平和の原則を突き崩す既成事実の積み重ね
8月の新聞・テレビは今年も終戦特集を組んだ。その多くが加害者としての侵略国家日本よりも、ウクライナの現状を思い起こさせる、戦争に巻き込まれた被害者としての日本国民の姿を描く内容が目立つ中で...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
8月の新聞・テレビは今年も終戦特集を組んだ。その多くが加害者としての侵略国家日本よりも、ウクライナの現状を思い起こさせる、戦争に巻き込まれた被害者としての日本国民の姿を描く内容が目立つ中で...
6月下旬、山形までの長距離ドライブの際、高速道路に入る直前に念のため、ガソリンスタンドに行って空気圧を調べた。何と、右後輪がパンクしていた。ガソリンスタンドに修理を依頼したが、やっておらず...
ブリンケン米国務長官が6月、中国を訪問し、米中は関係改善に向けて動き出した。アメリカの国務長官の中国訪問は2018年以来、5年ぶり。この間、台湾問題をはじめ様々な問題で対立がエスカレートし...
大手芸能プロダクション・ジャニーズ事務所の創業者(2019年に死去)の性加害をめぐって、現社長が謝罪の動画と書面を、同社の公式サイトを通して公開した。謝罪といっても、本人に口なしで、「事実...
―― 政治は、メディアは、いっこうに進化していない 「選挙区民は何の為に代議士を選挙するか。代議士は選挙区民の何を代議するか。彼等には、初めより、理会もなければ、約束もない。如何なる人を...
3月のメディアでは、二つの「捏造」が大きな話題となった。一つは、死刑判決の再審をめぐって争われていた袴田事件で、東京高裁が再審を認める決定を下すとともに、捜査側の「証拠捏造の可能性」に言及...
11月初め、札幌の大学で、ジャーナリズム論を講義する機会があった。その写真と簡単なメッセージを中国のSNS「微信」の「朋友圏」にアップした。朋友圏とはフェイスブックみたいなもので、友達とし...
10月は5年に1回の中国共産党大会が開催され、むこう5年間の最高指導部の人事体制と党の指導方針が決まった。中国は憲法で共産党が指導する国家として定められているので、共産党の政策方針は即国家...
NO.1479 山県有朋(1838~1922)が小田原の古稀庵で病没したのはちょうど100年前の1922年2月1日(大正11)であった。 山県は長州藩士時代、吉田松陰の松下村塾で学び...
ーー安倍元首相銃撃報道をめぐってーー 安倍元首相銃撃事件をめぐる大新聞、テレビの迷走ぶりにはつくづくあきれはててしまった。7月28日付け朝日新聞「論壇時評」で東大の林香里教授は、① 9日...
車を長時間運転する時は、ラジオを付けることにしている。軽いトークと軽快な音楽がいい気晴らしになる。しかし、時にMCとゲストのやり取りが気に障ることもある。TBSラジオの午後の番組で、経済評...
コロナ禍の先行きがいっこうに見えない中、5月は2度にわたって東京などに対する緊急事態宣言の延長、北海道などへの適用拡大などが決まった。これほど政府のコロナ対策が場当たりの失策であることを示...