主体と主体性--賃金交渉
NO.1499 春闘が始められたのは1955年である。翌56年1月に総評と中立労連が春闘共闘委員会を結成して、まさに一気呵成に走り出した。「食べられる賃金を獲得する」という言葉が働く人た...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
NO.1499 春闘が始められたのは1955年である。翌56年1月に総評と中立労連が春闘共闘委員会を結成して、まさに一気呵成に走り出した。「食べられる賃金を獲得する」という言葉が働く人た...
NO.1948 なに? リスキングだと! まことに慌て者だが、当初新聞でチラリと見た瞬間の感じだった。落ち着いて見直したらリスキリング(reskilling)であって、ひっくくれば職業能...
NO.1497 目下羽振りのよろしい主張は、――日本の安全保障政策、防衛政策は転換点を迎えた。「見たくないものは見ない」という日本社会のお家芸ではもはやごまかすことができないほど安全保障...
NO.1496 立憲民主党の西村氏が、2月1日衆議院予算委員会で岸田首相に同性婚の法制化について質したところ、岸田氏は「家族観や価値観、社会が変わってしまう」(から反対だ=筆者)と答弁し...
NO.1495 ウクライナ戦争は泥沼だ。戦争には終わりのルールがないという人もいるが、そうではない。ゲーム流で表現するなら戦争はデスマッチである。 クラウゼヴィッツ(1780~183...
NO.1494 1月23日から通常国会が始まる。会期は6月21日までである。今回の議会では、政府与党が議会とは別の場で、暴走だといわざるを得ない決定を次々に発しているので、それらを正常軌...
NO.1493 1月8日の朝日新聞は、「企業と社会 多元的な資本主義への道は」と題する社説を掲げた。いつもは2本の社説が1本だ。ひさびさに社説らしい社説のように感じたので、筆者流に要約し...
NO.1492 ジャーナリズムの存在価値を整理すれば、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどのメディア(媒体)を通じて、ニュース(事実)を報道し、解説し、評論する。ただし、以上は形式であって、本...
NO.1491 論理のスジが通らず、シマリがないのは、わが国政界の一大特徴である。政党間、政党内のいずれにおいても、いわゆるお仲間意識が強い。論理のスジを押し出して党内の結束を固めようと...
NO.1490 1990年代から、いつも思い続けて頭を離れないのは、わが社会の気風である。露骨にいうとシマリがない。 すでに故人の某先輩が、1970年代の某会議で一言「ケジメが大事だ...
NO.1489 12月2日に2022年度第二次補正予算が成立した。野党の国民民主党は賛成した。そこへ時事通信が、「国民民主党を連立に加えることを、自民党が検討中」と報道した。玉木氏も岸田...
NO.1488 敵基地攻撃能力を強化することがわが国の安全・防衛に唯一最大の戦術のような議論がまかり通っているが、まことに浅薄、軽佻浮薄の極みである。たまたま相手の攻撃意図をキャッチして...