「 週刊RO通信 」一覧

主体と主体性--賃金交渉

主体と主体性--賃金交渉

NO.1499  春闘が始められたのは1955年である。翌56年1月に総評と中立労連が春闘共闘委員会を結成して、まさに一気呵成に走り出した。「食べられる賃金を獲得する」という言葉が働く人た...

これ匹夫の勇にして

これ匹夫の勇にして

NO.1497  目下羽振りのよろしい主張は、――日本の安全保障政策、防衛政策は転換点を迎えた。「見たくないものは見ない」という日本社会のお家芸ではもはやごまかすことができないほど安全保障...

包摂という言葉が妥当か

包摂という言葉が妥当か

NO.1496  立憲民主党の西村氏が、2月1日衆議院予算委員会で岸田首相に同性婚の法制化について質したところ、岸田氏は「家族観や価値観、社会が変わってしまう」(から反対だ=筆者)と答弁し...

核心を突く議論を期待する

核心を突く議論を期待する

NO.1494  1月23日から通常国会が始まる。会期は6月21日までである。今回の議会では、政府与党が議会とは別の場で、暴走だといわざるを得ない決定を次々に発しているので、それらを正常軌...

企業はだれのものか?

企業はだれのものか?

NO.1493  1月8日の朝日新聞は、「企業と社会 多元的な資本主義への道は」と題する社説を掲げた。いつもは2本の社説が1本だ。ひさびさに社説らしい社説のように感じたので、筆者流に要約し...

ジャーナリズムの立ち位置

ジャーナリズムの立ち位置

NO.1492  ジャーナリズムの存在価値を整理すれば、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどのメディア(媒体)を通じて、ニュース(事実)を報道し、解説し、評論する。ただし、以上は形式であって、本...