「 2020年 」一覧

遅々として進まずではあるが——

遅々として進まずではあるが——

 15日予定の米国大統領候補トランプ氏とバイデン氏の公開討論が開かれなかったので、それぞれ独自の対話集会を開催した。  トランプ氏の集会はNBCで放映された。質問してもまともに答えないトラ...

今回は最高裁だとの声、そして!

今回は最高裁だとの声、そして!

 日本郵便に対して、契約社員が、諸手当について正社員との待遇格差があることを訴えていた事件で、最高裁第一小法廷(山口厚裁判長)は、原告の訴えについて全面的に認めた。日本郵便は社員38万人であ...

コロナ感染再拡大期か?

コロナ感染再拡大期か?

 13日に日本のコロナウイルス感染者数は91,104人で、中国の90,830人を超えた。中国が世界の感染ランキング10から消えたのは5月1日である。亡くなったのは、日本が1,660人、中国は...

最低裁判所だとの怒りの声

最低裁判所だとの怒りの声

 非正規社員の退職金なし、ボーナスなしを合理的でないとして争っていた、東京メトロ事件と大阪医科薬科大学事件の2つについて、最高裁第三小法廷の判決が出された。判決は、退職金・ボーナスなしは不合...

Game over

Game over

 10月13日、ついに青虫の来訪者はゼロであった。残された新芽も枝もボロボロ。インターネットの助けを借りると、虫の名はどうやら「黒瓜葉虫」。写真を見ると見おぼえがある。  毎年キュウリ...

わたしの精神を権力に渡さない

わたしの精神を権力に渡さない

 学術会議問題の本質は、誰が6人を削ったかということではない。週刊RO通信no.1376で、昨年逝去された海部宣男先生の遺稿を紹介したように、自民党が学術会議を疎んじてきた歴史は長い。  ...

政治が国民の安全を破壊する

政治が国民の安全を破壊する

 学者が政治と結託した場合の危険な事例は、たくさんある。  1954年3月1日、米国によるビキニ環礁の水爆実験で、焼津漁船の第五福竜丸の乗組員23人が「死の灰」をかぶった際、米国のW・F・...

海部宣男先生の遺稿

海部宣男先生の遺稿

NO.1376   海部宣男先生(1943~2019)は、日本の天文学を大きく開拓し、発展させた学者である。1966年大学院生時代から、わが国初の先端大型望遠鏡である長野県野辺山の口径45...

3つのharm(危害)

3つのharm(危害)

 日本学術会議は、政府の機関の形式だが、政府の下請けではない。  政府は事業を進めねばならないから、ともすれば初めに結論ありきで突き進む。学術会議は、そのレベルとは異なって、「本当にこれで...