「 2019年12月 」一覧

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韓国から痛烈な皮肉

 行き詰っている日韓関係改善のために、韓国の文喜相国会議長が「記憶・和解・未来」財団構想を提唱した。元徴用工の慰謝料請求権について、韓国大法院が、1965年日韓請求権協定による補償の範囲外だ...

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英国労働党と日本の野党の課題

 今回の英国総選挙結果は、従来とは異なって、かなり大きな問題提起をした。保守党政府がEU離脱を2020年末より後へ引きずらない意向を示したが、直ちにポンドが下落した。離脱は決まったものの、そ...

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個人事業者は労働者である

NO.1333  最近、四角の箱を背負って自転車で走り回っている若い人をよく見かける。レストランなどから注文を受けた食品を顧客に運ぶ仕事である。次々に新しい業態が登場するものだと、ぼんやり...

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ブレグジットは反普遍性

 かつて世界に雄飛した英国が、縮み志向を選択した。自分がボスなら外へ出るが、そうでなければ閉じこもる、というのは単純かつ幼児的だ。  インドを植民地にしていた当時、やがてインド独立は必然だ...

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アタリとハズレ

 経済人や学者で構成する「日本アカデミア」で、フランスのジャック・アタリ氏が「日本は、公正な仲介者として米中両国の橋渡しをやるべし」と主張した。この発言は大きな意味を持っている。  キッコ...

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英国総選挙投票日

 英国総選挙活動の報道写真を見ると、保守党・ジョンソン首相の道化者ぶりが際立っている。対する労働党・コービン党首は控えめで地味である。  最近はあまり聞かないが、英国人のことをジョン・ブル...

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クリミア半島の停戦合意

 12月9日、パリで、プーチン大統領とゼレンスキー大統領の5時間半にわたる会談がおこなわれた。共同声明では、ウクライナのドンバス地方でのウクライナ政府軍と、同地を実効支配している親ロシア派の...

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だらけた政治家と教育

 第200臨時国会が閉幕した。世間では、仕事をしたのかという疑問が呈されているのではないか。目立ったのは「桜を見る会」であったが、それもまともな答弁がなく、うやむやのままである。  要する...

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白湯がおいしい

 数日入院して飲食できなかった人が、白湯を飲んで、「なんとまあ、おいしい!」と驚かれた話はよく聞く。  わたしは入院と無縁で来たし、何も口にできないという体験はまだなけれども、白湯がおいし...

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人事部の誇りはどこへ消えた

NO.1332  三菱電機の新入社員が8月に自殺され、教育主任が「死ね」と発言したことや、会社の人間関係についてメモが残されていた。教育主任が自殺教唆容疑で神戸地検に書類送検されたという新...