月刊ライフビジョン | 甘酸辛苦

ラザン・ナジャルに捧げる

POOH

 新聞の片隅に、パレスチナの医療救護ボランティア団体の女性看護師がイスラエル軍に射殺され国際社会から非難が強まっているという記事が載っていた。デモの現場で負傷者を助けようとしていたところ胸を撃たれて亡くなったという。

 彼女の名前はラザン・ナジャル(21歳)。遠く離れた日本で私が心を痛めてもどうにもなるものではないが、無関係とは思えない。小さな記事の小さな写真から一枚の絵を描いた。

「ラザン・ナジャルに捧げる」B5版ケント紙 鉛筆


熊のPOOHさん
 1954年、桐生市生まれ。
 22歳から労働組合の地方組織で32年間組合活動に専念。
 再就職先も定年退職し、現在武蔵野美術大学・通信教育課程で「絵」の修業中。