月刊ライフビジョン | 甘酸辛苦

裸木

POOH

 近所の遊歩道に一本の木がある。

 枝のシルエットが生命感に溢れている。

 春になれば新緑の若葉が覆うだろう。

 そんな希望を宿して、冬を耐えている。

  <「命の尊厳」画用紙・ボールペン>


熊のPOOHさん
 1954年、桐生市生まれ。22歳から労働組合の地方組織で32年間組合活動に専念。2019年3月、定年退職後入学した武蔵野美術大学・通信教育課程を卒業。現在、絵を描くことの意味を探究中。