憲法第9条が死ぬ-のではない
NO.1514 さいきん、憲法第9条が死んだとか、死文化したという表現をしばしばみる。もちろん死んだという人々の多くはそれが上等という立場ではなく、残念至極であって、この国の行く末を非常...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
NO.1514 さいきん、憲法第9条が死んだとか、死文化したという表現をしばしばみる。もちろん死んだという人々の多くはそれが上等という立場ではなく、残念至極であって、この国の行く末を非常...
自民党は、どう考えても民主主義がわかっていない。 入管法問題の基盤は「個人の尊厳」(人権)であるが、長期滞留どう減らすかみたいなところへ論点が移っている。 自分の国を離れて他国へす...
政府・与党が入管難民法改正案の採決を急ぐ理由は明確だ。 そもそも日本に市民権をえて居住する外国人を増やしたくない。その考え方の根源は江戸時代の鎖国に辿り着く。国際的田舎者の日本人は、風...
1950年代に建設されたカホウカダムの破壊は、依然として誰がやったのかわからない。 構造的欠陥による破壊だとは考えにくい。もし、そうなら戦争との関係からはよかったことになるが、戦争との...
選挙こそが仕事だと考える悪弊 自民党内では、G7サミットは成功したから、次は衆議院解散だと大声疾呼している。社会通念では、苦心惨憺してせっかく議席を獲得したのだから、任期4年いっぱい、政...
元ロシア兵による自由ロシア軍団やロシア義勇軍団という、反プーチン政権の軍事組織が、ロシア西部ベルゴロド州などを攻撃しているという。 ベルゴロド州からキーウまでと、モスクワまでの距離は直...
NO.1513 いつごろからか、確かではないが、1970年代後半、自分が30歳に入ったころには、「人間は自分がなろうとするものになる」という言葉を知っていた。格別考えなくても、そんなこと...
ウクライナの人々が戦う意欲によって抵抗するかぎり、それに水を掛けることはできない。これは主観、ウクライナの人々の自立の問題だ。 一方、客観的にはロシアが武力攻撃を止めず、ウクライナが抵...
膨大な防衛費にしても、異次元(?)少子化対策にしても、言葉だけが先行して中身が伴わない。 中身――きちんと裏付けがない予算で、政策を打ち上げるのは無責任、放漫経営である。これでは秩序も...
大手芸能プロダクション・ジャニーズ事務所の創業者(2019年に死去)の性加害をめぐって、現社長が謝罪の動画と書面を、同社の公式サイトを通して公開した。謝罪といっても、本人に口なしで、「事実...
大正デモクラシーの表情 大正デモクラシーといわれる時期は、おおむね第一次世界大戦終了後(1918)から大正年間である。 1950年代には、「明治の人は偉かった。昭和の人は大きな戦争を...
与党のやりたい放題がどうにも止まらなかった。最も顕著になったのは安倍首相時代からだと思われる。法令に触れなければ何をやってもOKな風潮がはびこり続けた。 何度か本欄でも政治家や地位の高...