扇動者
朝日新聞朝刊にちょっと気になる記事あり。戦時中の話である。 1931年の満州事変を引き起こし、日本を15年戦争に引っ張り込んだ石原莞爾(1889~1949)が、1943年2月、取材に来...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
朝日新聞朝刊にちょっと気になる記事あり。戦時中の話である。 1931年の満州事変を引き起こし、日本を15年戦争に引っ張り込んだ石原莞爾(1889~1949)が、1943年2月、取材に来...
朝日新聞の世論調査によると、岸田内閣支持率33%、先月より4%下降。不支持率は54%、先月より4%上昇した。とにかく人気が出ない。 聞く耳を持っていると自己宣伝したにもかかわらず、まる...
NO.1524 夏目漱石(1867~1916)が、文部省からイギリス留学の命をうけてロンドンへ旅立ったのは、1900年(明33年)9月8日、帰国は1903年1月24日である。留学費用が少...
ハワイのラハイナの町がまる焼けになった。 そこから48キロメートル離れたワイレアビーチは高級ホテルが並んでいる。火災発生後当局の呼びかけで5万人近くがマウイ島を離れたが、数千人が残って...
「戦争のことを知らない人が増えている。いつ自分の身に(戦争が)降りかかってくるかわからない。世代交代するから語り継ぐ必要がある」という傾向の意見が新聞の読者投稿欄では主流だ。 もちろん...
民主主義を守る戦いだとして崇高な旗を掲げても、だれもが死をも恐れず戦争に参加するわけではない。 有名な「自由を与えよ、しからずんば死を与えよ」という言葉は真理ではない。政治的スローガン...
NO.1523 なんども書いてしまうが、終戦記念日という表現に対する違和感が消えない。いかにも客観的である。それゆえ記念日の本質が隠れてしまう。いったいなんのための記念日なのか、いちばん...
西周(1829~1897)は、島根県津和野町に生まれた。啓蒙家、軍事家、哲学者の3分野で活躍した。 彼が生み出した翻訳語をみると、まさに近代日本の最先端でがんばったことがよくわかる。 ...
ワシントンポストの、日本の防衛機密が中国軍ハッカーにやられて、衝撃的なほど酷いものだったという記事は、裏が取れていない。 平静を装っているが政府も、ジャーナリズムもあたふたの感じだ。ジ...
学校時代の夏休みの記憶が不鮮明である。高校時代は軟式庭球の練習に打ち込んだが、中身はほとんど記憶がない。 1970年代半ば組合役員時代に、10日間の夏休みをつくった。まだ、クーラーがす...
広島市長は、核抑止論は破綻していると主張した。その通りだ。 少し考えれば、核抑止論で脅かしているのは想定敵ではない。かれらもまた核武装し、抑止論を喧伝しているだけだ。仮想敵はびくつかな...
NO.1522 安全保障環境が悪化したと喧伝しつつ、その原因はいったいなにか? 安全保障環境をこれ以上悪化させないためには、なにをなすべきか? というような問題の本質に食らいついた議論が...