「 2022年11月 」一覧

自分の頭・自分の行動ありや

自分の頭・自分の行動ありや

 岸田・習会談の報道は表向きの内容ばかりで、いわゆる会談したことに意義があるという範囲を出ない。  G20で、岸田氏が名指しで中国を批判したというから、なにか期することがあるのかと少し期待...

バリ島G20首脳宣言の意義

バリ島G20首脳宣言の意義

 インドネシアのバリ島におけるG20サミットの首脳宣言が採択されて閉幕した。わが新聞は、要約を報じたが、半端なので一言述べたい。  外務省の仮訳で読む。ウクライナ戦争については、「ほとんど...

扇動者に決別できるか

扇動者に決別できるか

 ポピュリズムは、人々の意見に基づいて政治をおこなうという意味がある。だから上意下達や官僚政治ではない面があって、それ自体は悪くはない。  さっこん、世界中でポピュリズムがまん延していると...

拱手傍観のすゝめではダメだ

拱手傍観のすゝめではダメだ

 本日、読売は「日米韓首脳会談 北朝鮮抑止へ連携を強化せよ」、朝日は「日韓首脳会談 地域安定の連携始動を」と社説を掲げた。  日韓関係は、まあ、日韓当事者がその気になれば関係改善可能だ。い...

トランプ旋風の終焉か?

トランプ旋風の終焉か?

 中間選挙投票日から4日後の12日、民主党がネバダ州の上院議員議席を確保して、定数100人の半分50人に到達し、票決には議長の副大統領が加わるので過半数を獲得した。  選挙前予想では、上下...

感性と実体の異様な結合

感性と実体の異様な結合

NO.1485  ケンタッキー・フライドチキンが11月9日、ドイツ向けに「水晶の夜記念――ソフトチーズとクリスピーチキンを自分へのごほうびに」という宣伝を流した。1時間後に、システムのミス...

メシの手段としての政治稼業

メシの手段としての政治稼業

 葉梨氏の軽率な発言は大方指摘されているので、むしろ、彼の政治家としての関心・志向性について気づいたことを書く。  発言の内容からすれば、氏が希求している政治活動は、目立つ・カネが集まる・...

防衛論議の下手な芝居

防衛論議の下手な芝居

 防衛費大増額の財源捻出に、復興特別税方式が提案されているらしい。  復興増税も期間が終わったら、森林特別税に名目が変えられて、恒久的財源にされた。まあ、防衛費増額も恒久税を図るだろう。 ...

本末転倒

本末転倒

 マクロン氏が先月フランスのテレビで、ロシアによってウクライナとその周辺地域が核攻撃されても、フランスが核で反撃する事態に当てはまらないと語ったことが、核抑止力を弱めた発言だとして、失言かと...

アメリカ政治の混乱を煽る

アメリカ政治の混乱を煽る

 ロシアの実業家で民間軍事会社ワグネルを設立したプリゴジン氏が、「アメリカの選挙に介入したし、現在も介入しており、今後も介入する」と語った。この発言自体も情報戦略だ。  狙っている効果は、...

びっくり箱のアメリカ

びっくり箱のアメリカ

 トランプ氏が、赤い大波(共和党のシンボルカラー)を呼びかけて、中間選挙の事前予想は共和党有利の予測だ。  共和党が勝利すれば、今回は選挙結果に文句が出ないかもしれないが、逆に、だからバイ...