「 論 考 」一覧

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職場の民主化は1人ひとりの責任だ

 ハラスメント防止法指針が正式に決められたが、やはり、腰を引いているのは隠せない。どうも、わが財界・厚労省には本気の熱気が感じられない。  今年6月21日には、ILO(国際労働機関)が、暴...

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日本はこのままでいいのか!

 本日の読売社説は、2019回顧・日本として「新しい時代の到来を実感した1年」と書くのであるが、元号が代わっただけで新しい時代の到来を云々するのはとても頼りない、軽薄である。  内外に社会...

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政府と与党のお友だち関係=放漫

 20日閣議決定された2020年度予算案は、政府与党が完全に放漫体質に陥っていることを如実に示している。  先立つ19日の政府与党政策懇談会で、安倍氏は「経済再生と財政健全化を両立する予算...

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狂ったトランプと闘う民主主義者

 米下院がトランプ大統領の弾劾を決議したとき、トランプ氏はミシガン州のベルトクリークで、7000人の聴衆を前に選挙集会で演説していたらしい。  トランプ氏は弾劾を「民主主義に対する宣戦布告...

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韓国から痛烈な皮肉

 行き詰っている日韓関係改善のために、韓国の文喜相国会議長が「記憶・和解・未来」財団構想を提唱した。元徴用工の慰謝料請求権について、韓国大法院が、1965年日韓請求権協定による補償の範囲外だ...

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英国労働党と日本の野党の課題

 今回の英国総選挙結果は、従来とは異なって、かなり大きな問題提起をした。保守党政府がEU離脱を2020年末より後へ引きずらない意向を示したが、直ちにポンドが下落した。離脱は決まったものの、そ...

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ブレグジットは反普遍性

 かつて世界に雄飛した英国が、縮み志向を選択した。自分がボスなら外へ出るが、そうでなければ閉じこもる、というのは単純かつ幼児的だ。  インドを植民地にしていた当時、やがてインド独立は必然だ...

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アタリとハズレ

 経済人や学者で構成する「日本アカデミア」で、フランスのジャック・アタリ氏が「日本は、公正な仲介者として米中両国の橋渡しをやるべし」と主張した。この発言は大きな意味を持っている。  キッコ...

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英国総選挙投票日

 英国総選挙活動の報道写真を見ると、保守党・ジョンソン首相の道化者ぶりが際立っている。対する労働党・コービン党首は控えめで地味である。  最近はあまり聞かないが、英国人のことをジョン・ブル...

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クリミア半島の停戦合意

 12月9日、パリで、プーチン大統領とゼレンスキー大統領の5時間半にわたる会談がおこなわれた。共同声明では、ウクライナのドンバス地方でのウクライナ政府軍と、同地を実効支配している親ロシア派の...