コロナの流行で通行人の景色が一変しています。足りないといわれるマスクに代わって、バンダナを使った覆面風や迷彩柄の市販品も。怖そうなマスクの一方で、母子でお揃い柄付きマスクなど、思いがけないstreet・fashionが生まれています。
その一方で、コロナウィルス対策に走る人々のあさましい光景はまだ続いています。マスクの列に並んでいると後ろから若い男の手が伸びて、私の肩越しに残り少ないマスクを一枚残さず取っていく。あ、それ一枚私に、と振り返ったときにはもう姿がない。ばい菌みたいなやつ!
だけど足りぬ足りぬは工夫が足りぬ、これ、戦時国防婦人会だっけ? 医療関係者とは違うのだから、マスクの目的は自分発の飛沫を拡散させないことと思い、作ってみました。
○ 準備するもの—大判のハンカチ1枚、100円ショップの髪留め(ヘアゴム)2個
○ 作り方— ①ハンカチを鼻先から顎を覆う高さに四つ折りし、高さの中ほどを1cmほどつまんで襞(プリーツ)を作る。これが鼻の高さの空間を作る。②左右にヘアゴムを通し、顔の幅に合わせてハンカチを三つ折りする。
はい、出来上がり。
皆様どうぞお元気で。
【続編】 読者から、ゴムが店頭から消えた!との報。
代わりに「ストッキングやタイツの足首あたりを輪切りにして代用」とか、使用済みマスクのゴム部を切り取って使用する、とか。