「 論 考 」一覧

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とにかく、取り組むしかない!

 朝日新聞が、社長をトップとし、全役員による「働き方改革実行委員会」を設置した。正しくは「働かせ方」であろう。  それはよろしいとして、たとえば記者が働く時間は〇〇時間までと決定すれば、そ...

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解体の時代?

 経団連が37人、同友会が32人。  恒例の夏季セミナーの参加者が、こんなものらしい。  昔は、200人は集まっていたから、ずいぶん少なくなったものだ。いわく、経済団体に対する経営者の無...

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売れればいいのか読売

 さすが読売である。  通常国会が182日間で閉会し、本日「旧態依然の審議に甘んじるな」という社説を掲げた。  安倍氏の答弁が丁寧ではなかったと指摘! するが、ついに「あんたが国会審議を...

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政界のアウトロー

 「公文書は国民と行政をつなぐ最も基礎となるインフラだ。一度失われた信頼を取り戻すことは至難だが、危機感をもって再発防止に全力を尽くす」  日本語の得意技というべきか、一度失われた云々には...

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短慮の大失敗を危惧する

 日本とEUとの経済連携協定EPAの締結は、国際的見地からすれば、また国内消費者の見地からも合理的であることは疑いない。  自民党と盤石の関係を持っていたはずの農業団体の力が及ばなかったの...

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自民が変なのは猛暑のせいではない

 民主主義は手続きだという。ただし、手続きさえ経由すればよろしいという意味ではない。  多数決は少数意見の尊重が必要不可欠だ。  そもそも国会の議員数は与党が圧しているが、得票数において...

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リーダーの資格がない

 経営者が会社を自分のものと考え、従業員の言葉を聞く気がない。  トランプ氏も然りで、それが大統領になった。  彼はアメリカ国カンパニーの経営者気取りであるから、従業員たる国民の声を聞く...

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厄介な一流

 一流のエゴイストで、二流の知性のボリス・ジョンソン外相が去ったことが、英国外交に知性と誠実さを回復させるメリットがある。  これ、コラムニストのフィリップ・ステファン氏(フィナンシャル・...

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伝統?

 ずっと昔、某大企業の社員保養施設のバーで友人と歓談した。社員保養施設であるが7階建てで宿泊施設もあり、ちょっとしたホテルである。しかも安い。  先日、そこで勉強会後の小宴をもった。いまは...

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円が買われなくなる?

 トランプ氏が貿易戦争を仕掛けた。証券会社は、貿易戦争のリスクについて深刻な分析をしている模様だ。  この事態において、海外エコノミストは「なぜ円が上昇しないのか」を注目している。  G...

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オツム空っぽ

 自民党的参院選挙制度改革について、本日、読売社説は「弥縫策で改革の名に値しない」と書いた。ここまではよろしい。  後半は、与野党の責任だとして、相対的に自民党の責任を薄める。わたしは、読...

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生活の質から再建しなければ

 産業界の人手不足が深刻で、働く人は余裕がない。  1つの見方として、生産が過剰ではないのか。1人当たり生産性を上げよという掛け声ばかり目立つけれども、生産が過剰だから物価が上がらないとい...