日々道楽

サウジ石油施設爆破の不可解

 事実は、サウジの石油施設が爆破されたこと、イエメンのフーシ派がドローンによる空爆声明を発した2つである。

 アメリカは、爆破位置が北西側だから、南のイエメンからではなくイランがやったと決めつける。イランは全面的に関与を否定している。

 サウジはイエメン政権を応援して以前からフーシ派を空爆している。

 フーシ派はいままでにもサウジをドローンやミサイルで攻撃しているが、さしたる成果がなかった。今回の空爆は大変な成果! である。

 ミサイル攻撃だという説もある。フーシ派の(従来の)ミサイルの射程距離は100~150kmだが、地図を見るとイエメン国境から石油施設まで800kmくらいある。しかも命中精度が正確だ。

 常時戦争しているサウジの石油施設がほとんど無防備だったのも不思議だ。アメリカがミサイル防衛の手ほどきをしているのではないのか。していないのであれば奇妙だし、しているのに効能がないとすれば、わがほうが購入するイージス・アショアは役立つのだろうかとも思う。

 トランプ氏は「弾は装填済みだ」と威勢がいいが、先のタンカー爆破事件にせよ、その後、事態は何も明らかにされていない。

 危ないトランプ氏が中東をかきまぜた結果、中東をますます危なくしている。石油価格が高騰するだけの問題ではない。