日々道楽

自戒

 元ハンセン病患者家族に対する熊本地裁の判決は画期的だ。

 国に対する賠償支払い命令、厚労相、法務相、文科相、国会議員のそれぞれが義務を怠ったこと、不作為が厳しく指摘された。

 本日の新聞はいずれも多くのスペースを割いて報道している。

 それらを読みながら、書かれていないことを一言触れたい。

 家族被害は、村八分・就学拒否・結婚差別・就労拒否・進路や交友関係など人生の選択肢の制限・家族関係の形成の疎外が挙げられている。

 これら、人間の尊厳にかかわる問題が発生したのは、国の責任が大きいのは事実であるが、実際に偏見をもち差別したのは国民1人ひとりである。

 子ども時代から、周辺のさまざまな差別に出くわした。自身が差別をしないように自戒する。