日々道楽

衆愚政治、米英と日

 アメリカでは、ペロシ下院議長が、トランプ大統領が司法妨害・隠蔽に関与したとして「弾劾に値する罪である可能性がある」と語った。波乱含みである。

 イギリスでは、メイ首相がブレグジットの最終案を提唱したが、与野党共に受け入れる気配がない。こちらも混沌状態が続く。

 いずれも世界のデモクラシーの先達とされてきたことを思えば寂寞の感を禁じ得ない。

 デモクラシー理念が歴史的にもっとも理想的だということは否定できない。しかし、政治世界におけるリーダー諸氏が、わが身の栄達あるいは、その地位にあることを目的化して行動する場合、デモクラシーは衆愚政治、ポピュリズムというものに堕落しやすい。

 では、表面的に平穏の日本的政治はどうだろうか? 米英のような段階を超えて衆愚政治化しているというべきではなかろうか。

 そうではないことを切に期待する。