ブリスベン国際テニスで敗れた大坂なおみ選手が「自分がいいプレーをできないことに、どう対処していいかわからず、すねてしまった」と語った。
すねるというのは、たぶん、自分に対して不満がわいて、すてばちになり、気持ちの葛藤の処理ができないままに終わったのだろう。
競技スポーツをやった人であれば、誰でも思い当たる体験があるはずだ。
高校時代軟式庭球で、わたしのチームがどうしても勝てなかった相手チームを思い出した。実に粘り強い。
彼らの強さは、劣勢でも絶対に腐らない。感心し納得していた。それがわかるということと、やれるということが全く違うということも痛感した。
昨今、本を読んでいて、理解しにくいことにぶつかると、まさに、すねそうになる。すねてはいかん、粘らねばいかん。というわけで、読書しつつ青春しているみたい。ハハハ。