日々道楽

議会政治の破壊

 入管法改正案をめぐる政府与党の遣り方は乱暴すぎて話にならない。

 国内労働力が不足するから何とかしたいという考え方は誰もがもっている。しかし、頭数だけ揃えればいいというやり方をすれば、単にその職場だけではなく、社会的に混乱が予想されるし、甘い言葉で誘っておいて、無茶な労働条件で働かせるならば、日本の国際的信用はガタ落ちする。

 衆議院法務委員会の審議で、法務省が技能実習生に聴取したデータを複写させないから、野党委員は手書きで筆写している。一方で、審議を急ぎ、わざわざ審議を遅らせるような手練手管を弄するのは、それ自体が真っ当な審議をしないと表明しているのと同じだ。

 もはやいまの政府与党は議会政治を破壊しているとしか言えない。まさに堕ちるところまで堕ちた。昔軍部、いま政府与党だ。

 こんな政治は決して受け入れられない。