論 考

適材適所論

 ちゃらんぽらんな五輪担当相の桜田氏と、特命担当大臣の片山氏の言動・挙動を巡って批判が強い。

 朝日社説(11/16)は、適材適所に程遠いじゃないかと怒るのであるが、実は、これこそ適材適所なのである。

 安倍モリ・カケ問題の外堀にするための高度な戦術だと考えれば納得できる。

 メリットは少なくない。スキャンダルが多いほど、本丸の安倍氏を巡るスキャンダルが霞む。

 さらに、善良なる国民諸兄が、野党はスキャンダル叩きばかりやっているとうんざりする。

 あほらしいが、これが安倍流の適材適所なのである。