日々道楽

原発対策の不信感は大きい

 1978年に運転開始し、40年を過ぎた東海第二原発の再稼働について、まず那珂市が反対している。

 30km圏内の人口96万人の避難対策不十分というのが最大の問題とされているが、果たして、そうだろうか。

 福島第一原発の事故の後始末、とりわけ被災者対策が十分とはいえない。避難対策が机上で万全だとしても、単純に一時避難すればすむと考える住民はいないだろう。

 30km圏内というのも単なる理屈であって、必ず、事故がその範囲で片付くというものではない。

 考えれば考えるほど、人々の不安が募るのは当たり前である。

 日本原電に避難対策をしっかりやれというだけでは片付かない。

 事故が発生してから、どなたかに「寄り添って」いただいても、問題が解決しない現実を誰でも知っている。

 原発は国策である。まず、福島第一原発の避難者問題をきちんと片づけるのがモノゴトの筋道だと、わたしは思う。