日々道楽

衆愚政治

 「ポピュリズム」(populism)という言葉は、民衆のものの考え方・感情・志向性・要求を代弁することを第一義とするのだから、素直に考えれば、デモクラシーそのものの態度である。

 しかし、政治家が、民衆は「複雑なことは考えない」「直ぐに忘れる」ものだというようにバカにして、表面的には恰好いい言葉を乱発することになると、デモクラシーどころか、衆愚政治である。

 昨今、世界中で使われる「ポピュリズム」は衆愚政治を意味している。

 昨日、安倍氏が所信表明演説で「新たな日本の国創り」「戦後日本外交の総決算」など大きなスローガンを掲げたが、如何せん、中身が全然わからない。

 これが衆愚政治を進める政治家の言葉である。