日々道楽

取材の精神

 安田純平さんが無事だったらしい。2015年6月にシリアに入って以来4年近くになる。一時期は絶望と見られていた。

 助かったのは、安田さんと相手側の間にコミュニケーションが成立したからだと想像する。

 取材というものは、記者が、当事者とは別の次元にいて事情を眺めて記事にすると考えがちだが、わたしは違うと思う。

 人間を取材するのだから、相手の本心を読み取らなければ取材にならない。そのためには相手の信頼を獲得せねばならない。

 おそらく、そのような取材の精神をもっておられたから助かったのだと思う。