日々道楽

トランプとは異なる大統領を

 米国ペンス副大統領が、10月4日のワシントンで演説した。

 いわく、「(中国がトランプ大統領とは)異なる大統領を望んでいる」。

 今年に入ってから米国は対中国経済制裁を拡大し続け、一方、まともな交渉はほとんど進んでいない。

 時間を追って考えると、米国は意識的に中国との関係を悪化させている。

 例によって、最大限相手を恫喝し揺さぶっておいて、交渉を有利に進めようとするトランプ的「手続き」とみることもできる。あるいは、とことん中国の力を削ごうと画策しているともみられる。

 外交や貿易に国家が直接介入し、自分の利を最大限獲得しようとするのは、まさに18世紀の世界へ逆流である。

 ところで、「トランプとは異なる大統領を望んでいる」というペンス氏の認識は間違っていない。

 なんとなれば、それは中国だけではなく、世界の真っ当な世論の願いである。