北海道の停電の回復が1週間と予測されたが、今朝には9割以上復旧した。よかった。電気がなければ現代人は生活をやっていけない。
理屈を考えると、災害列島の日本では、電気もリスクを分散するのが上等だろう。
思い出したのはリーマン・ショックの引き金になったアメリカのサブプライム・ローンだ。
低所得者に住宅購入させるというわけで、サブプライム・ローンが登場したときはOTD(Originate To Distribute)「分散の創造」ともてはやされ、格付けはAAAだった。
理屈は立派だが、内容はツケをどこかへ回すねずみ講であった。
それとは異なって、停電のリスクを分散させるためのDisributeは上等じゃないかと思う。素人の考えではありますが。
個人の生活でもこの発想は大事じゃなかろうか。