日々道楽

第一歩

 民主主義の国にあって、民主主義を尊重しない政治家がぞろぞろ出てくるのはなぜだろうか?

 意見なき人が多いからだという説がある。しかし、意見がないとは思えない。間違いなく100人100様の意見があるはずだ。

 他人からみれば、「そんな!」というような意見だとしても、本人にすればそれが意見である。

 意見というものは自分だけが黙して蓄えるだけではなく、機会を得て、他者と交換されることが大事であろう。

 100年と少し前、清朝末の中国では「莫談国事」という掲示が料理屋・居酒屋に貼ってあった。

 自由に人々が政治を語る。これが、政治をよくする出発点だと痛感する。だから、誰もが少しずつでも、自分で政治を考える癖をつけねばならない。