論 考

売れればいいのか読売

 さすが読売である。

 通常国会が182日間で閉会し、本日「旧態依然の審議に甘んじるな」という社説を掲げた。

 安倍氏の答弁が丁寧ではなかったと指摘! するが、ついに「あんたが国会審議をダメにした元凶」だとは書かない。

 新聞社が、それぞれの思惑で記事を編集するのは自由だけれども、贔屓筋であれば何でもアリとするのであれば、最早、読売は社会的公器としての新聞ではない。

 「out law」の政治家を認めるならば、新聞もまた「out law」という次第である。その先には、国民の「out law」化という、まことに嫌な光景が拡大する危惧がある。

 読売さん、本気で日本の将来を考えてくださいよ。