オウムの死刑執行で朝日は「根源の疑問解けぬまま」と社説に書いた。
わたしは、疑問が解けないから執行したのだと思う。法相の記者会見も、会見にしては中身がない。
わからないことだらけで、要するに、ケリをつけただけに見える。
「根源の疑問」という表現も、わかったようでわからない。
読売社説は「オウムを再び生まぬ社会に」というのであるが、おそらくそれは無理だろう。
そもそも国民の信託を受けたはずの議員諸君の不調法・不細工なことはどうか。なんでもありの社会的気風を議員諸君が率先して作っているような社会では、今後も何が起こっても不思議ではない。