論 考

抑えておさえて

 本日、「働き方改革」について講演にでかける。

 講演を依頼された先月初めから予想をしていたのではあるが、昨日、衆議院厚労委員会で与党などが「働き方関連」8法案強行採決した。

 審議された内容は「働き方」の本質に関する議論などありはしない。その程度の低さは語るに落ちる。

 この問題だけではない。党内における政治的自浄能力を喪失した自民党は、モリ・カケ疑惑で時間を追ってほとんど真っ黒に近づく安倍氏と心中するつもりらしい。

 いかに選挙に強くても、いかにオツム優秀だとしても、圧倒的多数の働く人と家族が支持しない法律を作るようではデモクラシーや政治を語る資格がない。

 話を聞いてくださる皆さまにじっくりお考えいただけるように、カリカリせずに話さなくてはねえ。