民進党大会で、連合の神津会長は「民進党を軸とした再結集」とスピーチされたそうだが、これ、果たして上等だろうか。
報道によれば、民進党をバラバラにする会談に神津氏も関与していた。少なくとも神津氏の願いがバラバラにするためであったとは、わたしは考えないけれども、結果はバラバラになったわけだ。
その間に明らかになった国民的意識をみると、民主主義の旗幟を鮮明にした立憲民主党が支持を大きく伸ばした。
戦後、労働組合は、職場の民主化・企業の民主化・産業の民主化を掲げて、わが国の民主主義を発展させようとしてきた。
いま、わが国の民主主義の看板など、どこ吹く風で、政府与党はデタラメをやっている。これを叩き直すのが大切だ。
というわけだから、民主主義の再生を軸として各政党に結集を呼びかけるほうが上等ではないか、とわたしは考える。