オーストラリアのターンブル首相が年初来日するので、日豪「準同盟国」として、安全保障の連携を深めるという論調が報道されている。
そこにいう同盟国とは軍事上の相互義務を伴ったものをいう。
もちろん、多くの国々と仲良くして連携強化するのは賛成だが、わが国の基本戦略からすれば軍事よりも「協商」が本筋であって、昨今のドサクサ紛れに軍事国家路線をひた走るのはよろしくない。
実際、国を防衛するという言葉だけで安全を確保できないし、安心できない。仮に、武力行使するような事態になれば後の祭りだ。
安倍内閣はほとんど思考停止しているとしか見えない。