論 考

仕事きっちり

 某日、某コンビニで葉書を10枚買って、住所を印刷する段階で1枚不足していることに気づいた。いまさら不足していたと告げるわけにいかない。

 次は別のコンビニで10枚買った。わたしとほぼ同年配の女性が、目の前で数えてくださった。さすがだ、と思った。

ところが印刷の段階で、今度は1枚多い。数えてくださったのになあ。

 お店が違うから、先回の不足分だとして納得することはできない。返却に出かけた。

 今朝、郵便局で10枚購入したが、相手が数えないので自分で数えた。間違いなし。郵便局では数えたことがなかったし、過不足はいままでないのだけれど、まあ、後で面倒な思いをしなくていいから、数えてよかった。

 相手は、一瞬、怪訝な気配が漂ったようであったが——